開催中企画展

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玉川信一 油絵展


1954年 福島県会津坂下生れ。

彼の作品は醜悪なまでにデフォルメした人間像から現代の荒涼とした孤独感を浮き彫りにしています。

そして、その表現が極めて説得力を持つのは西洋油彩画の正統的技法を駆使し、堅牢なマチエールを編み出しているからです。

はじめ彼は技巧的な絵を描いていましたが、やがて激しい情念をキャンバスにたたきつけるような作風に変貌。堅牢なマチエールコンポジションの上に、荒々しいタッチでデフォルメされたグロテスクな風貌の人物を風景の中に描き、荒涼たる現代における本質的な人間像を表出しています。

人間の群像、機械群、都市風景、オートバイなど主なモチーフは変遷。1988年移行あたりからそれまでのモノクロームに近い色調から緑系色など新たな色彩に挑んだり岩絵の具などを取り入れ、絶えず新たな試みに挑んでいます。

アイオー 米寿展


「虹のアーティスト」として知られている、アイオー(靉嘔・本名:飯島孝雄)は、1931年に生まれ、今年で88歳を迎えます。彼の作品はおよそ30点ほどコレクションしており、いつ観ても元気がもらえる貴重な作品だと思います。

開館記念として、彼の米寿のお祝いの意味を込め、「アイオー米寿展」を企画いたしました。シルクスクリーン中心の画家ですが、銅版画や木版画も展示させていただいております。

アイオーの作品は「意外性」も大きなキーワードだと思います。こじんまりとした会場ですが、心ゆくまでごゆっくりとご覧ください。

北岡文雄 展(併催・木版画佳作展)


1918年、東京生まれ。8人兄弟の四男。祖父は日本銀行の元理事、父は伊東で旅館経営をする実業家、母も旧男爵、千家尊福の次女で、詩人の千家元磨が実弟と、そんな両家に北岡文雄は生まれました。

北岡文雄という作家は、版画を強く大きな芸術にすることを、身をもって実行してきました。磨き抜かれた技術と知性、自然に真正面から向き合う態度、そして人間への愛情とによって、芸術の伝統へしっかりと立脚させました。

正攻法の歩みは彼自身の人間性と相まってオーソドックスな芸術の典型を示しています。

木版画に全人格を没入させて、稀有な作家のひとりと言っても過言ではない北岡文雄。その写実と装飾を融合させて北岡ワールドは、大きく豊かな世界を展開しています。

-2007年没。

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